コラーゲン全体の80〜90%を占めています。なので、コラーゲンの説明はJ型コラーゲンをもってされることが多いようです。体の吸収されたアミノ酸は、細胞に配達されます。力の刺激がないときには、コラーゲンの補給を多くして、新陳代謝を高める必要があるからです。獲物の皮をはぎ、腹を開き、内臓・血管を取り除き、骨から肉を削りとって食べています。問題は毛細血管から先の話です。コラーゲンが肌や軟骨などの弾力をつくっているのは、細胞と細胞の隙間を埋めて、からだや臓器を支えるいわば構造材として働くとともに、細胞同士をくっつける接着剤のような役割を果たしているからです。補給されたたんぱく質を材料にして、体内のたんぱく質は、次々と新しいたんぱく質に入れ替わります。結合組織は、体のありとあらゆるところに存在しています。コラーゲンを電子顕微鏡で覗いてみると、線維のかたちをしたコラーゲンが見えます。細胞には設計士(核酸=DNA、遺伝子)がいます。この設計士がアミノ酸の並べ方を指令します。食べ物を飲み込むことができない嚥下(えんげ)障害の方も深刻です。獲物の分配のときに、まずどんなことを考えるでしょうか?細胞は、血管により酸素や栄養素などの配給を受けます。ところが、加齢とともにコラーゲンは硬く変質していきます。さらにコラーゲンを合成する能力も衰え、体内のコラーゲン量は減少していきます。すると、軟骨や皮膚の弾力性が失われてひざの動きが悪くなったり、皮膚がたるんでシワができやすくなります。古いたんぱく質は分解され、それに替わる新しいたんぱく質がつくられます。これが、新陳代謝と呼ばれるものです。なかでも皮膚や骨、軟骨、腱などに多く、目の網膜、血管の壁、歯と歯ぐきなどにも多く含まれています。もっと倍率を上げると、ヒモのような線維が見えてきます。その指令に従って、たんぱく質が組み立てられます。長い間、鼻から入れたチューブで栄養をとる経管栄養を続けている方の苦痛は想像以上です。今の私たちが食卓にならんだ料理を食べるときにも共通する心理かもしれません。それでは、毛細血管が一つひとつの細胞に直接通じているのでしょうか?
軟骨には、ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸などのムコ多糖類が含まれ、コラーゲンはそれらとともに水分をしっかり抱え込んで、さらに軟骨の柔軟性を高め、滑らかなら動きを可能にしています。新陳代謝がなければ、私たちの体は急速に老化してしまいます。コラーゲンが衰えると、これらの細胞マトリックスがもろくなり、健康を損ねたり老化の引き金となります。実は、これがコラーゲンをかたちづくる細線維と呼ばれるものです。細胞で組み立てられるたんぱく質の種類は、単細胞の大腸菌でも数千種類も存在します。えんげ障害の患者さんには、姿勢の工夫や呼吸法、飲み込む筋肉を強くする訓練などが行われますが、なかなか改善されない例も多いそうです。まず、おいしいところから食べます。なかには、一番おいしいところを最後の楽しみに残すという人もいるかもしれませんが。そうではありません。毛細血管は、それぞれの細胞に枝分かれした状態で通じてはいません。コラーゲンと関節に接する分野は比較的研究が進んでおり、関節の痛みなどが、コラーゲンを摂取することで改善した例も数多く報告されています。その新陳代謝を担っているは、私たちの体の細胞の中です。非コラーゲンたんぱく質とコラーゲンの違いはかたちにも表れています。コラーゲンの細線維は縞模様を持っています。この縞模様さえあればコラーゲンだと言われるくらい特徴的なものです。私たちは60兆〜100兆の細胞から成り立つ超多細胞生物ですから、一個の細胞に存在するたんぱく質の数も大腸菌の場合よりも多くなるのは当然です。このような方にも、コラーゲンを積極的に与えて、全身のコラーゲンの新陳代謝をはかれば、全身状態の改善とともに、えんげ能力も増します。嚥下(えんげ)リハビリテーションに、コラーゲン補給は大切です。